この記事でわかること
- 海外営業代行に依頼できる業務
- 利用が向いている企業の特徴
- 料金方式と費用を左右する条件
- 依頼先を選ぶ際の確認ポイント
01
海外営業代行とは
海外営業代行とは、企業の海外営業業務の一部または一連の活動を、社外の担当者や支援会社が実行するサービスです。
翻訳や通訳だけではなく、市場と顧客層の整理、営業先候補の選定、英文でのアプローチ、返信対応、英語商談、見積もり提出後のフォローなどが含まれます。
海外営業では、企業リストを作成しただけでは成果につながりません。相手企業へ連絡し、反応を確認し、質問に回答し、商談後も継続して追客する必要があります。海外営業代行の役割は、この実行部分を補い、社内担当者と協力して営業活動を前へ進めることにあります。
海外営業支援との違い
「支援」は助言や資料作成のみを含む場合があります。「代行」は、企業への連絡や返信対応などの実務を担う意味で使われることが一般的です。名称だけで判断せず、実際の対応範囲を確認することが重要です。
02
海外営業代行に依頼できる主な業務
依頼できる範囲は事業者によって異なります。海外販路開拓を営業活動まで進める場合、主に次の業務があります。
市場・顧客層の整理
商品特性、価格帯、競合、規制や物流条件を確認し、最初に検証する国と顧客層を絞ります。
営業先候補の選定
輸入会社、卸売会社、販売代理店などから、商品との相性を確認して候補企業を整理します。
英文での新規アプローチ
英文メールや問い合わせフォームなどを使い、相手企業に合わせて商品と提案内容を伝えます。
返信対応・商談設定
質問への回答、資料送付、条件確認、日程調整を行い、具体的な商談につなげます。
英語商談・提案支援
商談前の情報整理から当日のコミュニケーション、次のアクションの確認まで支援します。
見積もり後の継続フォロー
見積提出やサンプル評価後も検討状況を確認し、取引開始に向けて継続的にフォローします。
03
海外営業代行が向いている企業
海外展開を検討しているが、専任担当者がいない
営業担当者を採用する前に市場を検証したい
展示会や問い合わせで得た接点を追客できていない
英語対応はできても、新規営業まで手が回らない
海外企業へ連絡しているが、商談につながらない
既存の海外営業活動を継続・改善したい
一方で、商品の輸出条件、価格、供給体制が決まっていない場合は、すぐに営業件数を増やすよりも準備状況の整理が先になります。初回相談では、営業を始められる状態かどうかも確認しましょう。
04
海外営業代行の費用はどう決まるか
費用は、対象市場、営業件数、商材の専門性、必要な資料、商談対応の有無、支援期間などによって変わります。料金だけで比較する前に、どこからどこまでが含まれるかを確認する必要があります。
見積もりでは、営業先の選定件数、アプローチ件数、返信対応、商談同席、報告方法、契約期間、追加費用の条件を確認しましょう。
05
海外営業代行の依頼先を選ぶポイント
調査だけでなく営業活動まで対応するか
企業リストの納品だけで終わるのか、アプローチ、返信対応、商談、商談後のフォローまで担当するのかを確認します。
活動内容が見えるか
連絡した企業、返信内容、検討状況、次に行うことが共有される仕組みがあるかを確認します。
自社の商品を理解して提案できるか
定型文の一斉送信ではなく、商品の特徴や取引条件を理解し、相手企業に合わせて伝え方を調整できることが重要です。
対応範囲と責任分担が明確か
価格決定、契約、物流、認証など、依頼企業側や外部専門家が担当する範囲も事前に整理します。
短期的な件数だけを保証していないか
海外営業の結果は商品、市場、価格、競合状況に左右されます。反応を検証しながら改善する方針があるかを確認します。
06
相談から海外営業開始までの流れ
現状と目的のヒアリング
商品、海外展開の目的、販売実績、社内体制、希望する市場を確認します。
営業条件と優先順位の整理
市場、顧客層、価格、供給条件、必要資料などを整理します。
支援範囲と見積もりの確認
営業件数、期間、報告方法、役割分担、費用を決めます。
営業活動の開始
候補企業の選定、英文アプローチ、返信対応、商談設定を進めます。
反応を基に改善
返信や商談の内容を確認し、対象企業や提案方法を調整します。
NEXT STEP
自社に合う海外営業の任せ方を整理したい方へ
市場や営業先の整理から、英文アプローチ、英語商談、継続フォローまで、必要な範囲を組み合わせて支援します。
まだ依頼するか決まっていない段階でも問題ありません。費用感だけ知りたい、自社で進める範囲と外部に任せる範囲を整理したい、といったご相談にも対応しています。
代表者本人が内容を確認し、実務を前提にお話しします。